まぶしさ
- ジョイビジョン奈良.OptMatsumoto(1級.眼鏡作製技能士)
- 2020年10月30日
- 読了時間: 4分
更新日:4月1日
視覚過敏・アーレンシンドロームと感覚処理の関係性
「まぶしさ」や「読みにくさ」は、ただの光の問題ではない
私たちが日常で感じる光や色の見え方は、単に目の問題だけではなく、「感覚の処理特性」 に深く関係しています。
つまり、視覚過敏やアーレンシンドロームは、光の受容だけでなく、脳がどのように情報を処理しているかによっても大きく変わります。
視覚過敏と感覚プロファイルの関係
当店では、視機能だけでなく、感覚処理の特性を考慮したアセスメントを行っています。
視覚過敏の人は、光刺激だけでなく、音・触覚・温度などの影響も受けやすい傾向があります。
視覚過敏の人に見られる特徴
✅ 強い光に過剰に反応する(蛍光灯やLEDが辛い)
✅ 音に敏感で、人混みや騒音が苦手
✅ 衣服のタグや特定の素材に違和感を感じる
✅ 温度変化に敏感で、冷暖房の効きすぎに不快感を持つ
✅ においに敏感で、特定の香りや化学物質を嫌う
これらの特性は、単なる「光の問題」ではなく、「感覚処理の問題」 による可能性が高いのです。
感覚プロファイルの重要性
当店では、「感覚プロファイル」 を用いて、視覚過敏やアーレンシンドロームの特性を分析します。
これにより、単に**「光をカットすればいい」** という短絡的な方法ではなく、「個人の感覚特性に合わせた最適な補正」 を見つけることができます。
特に、
✅ 「感覚過敏タイプ」 の人は、光刺激を最小限に抑えるアプローチが必要
✅ 「低登録タイプ」 の人は、適切な視覚刺激を与えることで情報処理をスムーズにする
といった、個別のアプローチが可能になります。
視機能 × 感覚プロファイル × 両眼視機能の統合アプローチ
当店の強みは、「視機能だけでなく、感覚特性も考慮した補正ができること」 です。
一般的なアプローチ(眼科・量販店)
• 視力検査のみで度数を決定
• まぶしさは「濃色カラーレンズ」で対応
• 感覚処理の評価なし
当店のアプローチ
✅ 視機能の多角的評価
✅ 感覚プロファイルによる「光の受容・処理特性」の分析
✅ 「まぶしさの質」を細かく分類し、個別最適化
✅ 視機能の補正と感覚処理の最適化を組み合わせたレンズ選択
光の感受性障害・アーレンシンドロームの補正
視覚過敏の軽減には、単なるカラーレンズではなく、視機能・感覚プロファイルを考慮した補正が必須 です。
✔ 視機能補正(両眼視機能のバランス調整)
✔ 感覚特性に合わせた光環境の最適化
✔ 個別の知覚特性に適したレンズ設計
この3つの視点を統合することで、「ただ暗くする」だけではない、快適な見え方の実現 が可能になります。
ジョイビジョン奈良・OptMatsumotoのオリジナルレンズ
当店では、視覚過敏・アーレンシンドロームの補正に特化したオリジナルレンズ を提供しています。
従来のカラーレンズと何が違うのか?
✅ 淡色レンズでありながら、従来の濃色カラーレンズよりも視認性が向上
✅ 視機能補正と組み合わせることで、光ストレスの軽減が可能
✅ 長時間使用しても快適な見え方を維持
特に、従来の濃色レンズでは視認性が低下しやすいのに対し、「適切な光のバランスを取ること」 に特化した設計となっています。
お客様の声
✅ 「光が楽に見えるようになった」
✅ 「薄い色なのに今までと全然違う」
✅ 「文字が動かなくなり、読みやすくなった」
✅ 「景色がはっきり分かれて見えるようになった」
視覚過敏・アーレンシンドロームでお困りの方へ
視覚過敏やアーレンシンドロームは、単なる「まぶしさ」ではなく、感覚処理・視機能の問題が複雑に絡んでいる状態 です。
そのため、視力だけを基準にした補正では、根本的な解決にならない ことが多いのです。
✔ 「光が眩しくて生活に支障がある」
✔ 「本や画面の文字が歪んで見える」
✔ 「視覚的なストレスで疲れやすい」
このような症状でお困りの方は、視機能 × 感覚プロファイルの総合的な評価 を受けることで、最適な視覚補正を見つけることができます。
ぜひ一度、ご相談ください。
「あなたの見え方の特性」を知ることが、より良い視覚環境への第一歩です。
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