ジョイビジョン奈良・Opt Matsumotoは、両眼視機能評価・視覚認知評価・感覚統合・心理学の知見をもと に、“本当に必要な眼鏡”を提案する専門店です。

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▪️マーシャル・B・ケッチャム大学 TOCエグゼクティブ認定プログラム修了
▪️米国ケッチャム大学/TOC上級通信講座 修了
▪️国家検定資格.1級.眼鏡作製技能士
▪️作業療法士(発達領域)による評価も可能です
奈良県 橿原市 常盤町495-1
営業時間9:30~19:00
水曜定休/石垣島出張の場合、連休
★年末年始休業期間12/27〜1/2迄
TEL 0744-35-4776(完全予約制)

自分と大切な人の「見え方」を知る
~視覚過敏・アーレンシンドロームを理解し、軽減するために~
人の「見え方」は一人ひとり異なります。
ときにはそれが、日常生活や学習、仕事に大きな影響を与えることもあります。
特に「視覚過敏」や「アーレンシンドローム(光の過敏性症候群)」を抱えている方は、
周囲に理解されないまま、視覚のストレスや困り感と闘っています。
• 「文字が眩しくて読みづらい」
• 「蛍光灯やパソコン画面の光が苦痛」
• 「人混みやスーパーでの光景に疲れる」
こうした症状を「性格の問題」や「我慢不足」と誤解されることがありますが、
これはその人の『固有で特有な視覚処理』に起因していることが多いのです。
ジョイビジョン奈良・Opt Matsumotoは、
そのような視覚過敏やアーレンシンドロームの困り感を
「心理・感覚・視覚」を統合したアプローチで軽減することに力を注いでいます。
まずは、自分自身の「見え方」を理解すること。
そして、大切な人の「見え方」を理解してあげることから始めませんか?
【トピックスコラム-まぶしさ-】
自分の感覚に気づき、回復力(レジリエンス)を高める
人は誰でも、感覚刺激に対する「閾値(いきち)」が異なります。それは光やまぶしさについても同じです。「まぶしさ」への敏感さには個人差が大きく、ある人には問題ない明るさも、別の人には不快感や苦痛を与えることがあります。
特に春から夏にかけて、「眩しいけど季節柄仕方がない」と我慢してしまうことも多いですが、実はそのまぶしさこそが『視覚過敏』の重要なサインかもしれません。
視覚過敏とは、通常なら問題ない程度の光を強烈に感じ、日常生活に大きなストレスや疲労感、時には痛みまで引き起こすことがあります。感覚の閾値が低い(過敏)な人ほど、視覚過敏により生活の質が低下しやすい傾向にあります。
視覚過敏の問題点は、生まれつきその感覚を持つため、「自分が特別にまぶしさに敏感だ」と気づけないことです。また、視力検査では全く測定されないため、周囲もその違和感に気づきません。
しかし、こうした「気づかれない視覚の困り感」は、学習の難しさ、職場でのコミュニケーションの問題、精神的ストレスにつながり、最終的には「レジリエンス(回復力・柔軟性)」の低下にもつながります。
【視覚過敏に伴う主な兆候】
• 日常的に強い眩しさを感じる
• 特定の字体や印刷物が読みづらい
• 字が動く、ぼやける、または歪んで見える
• 蛍光灯など人工光源下で集中力が著しく低下する
• 夜間運転時のヘッドライトが極端に眩しく感じる
• 快晴時に視界がぼやけ、コントラストが落ちる
• 室内を薄暗くしたがる
• 他の感覚(聴覚、嗅覚など)にも過敏である
もしこれらの兆候があれば、視覚過敏である可能性があります。しかし、それを理解し適切な支援を受けることで、「視覚的快適さ」を取り戻し、「レジリエンス」を高めることも可能なのです。
アーレンシンドロームの多面的理解と対処
視覚過敏の一種である『アーレンシンドローム(ミアーズ・アーレン症候群)』は、光・色・コントラストに対する過敏さが、文字の歪みや不快感を引き起こします。これは単に「視覚の問題」ではなく、「心理面・感覚面」にも強い影響を及ぼします。
ジョイビジョン奈良では、自覚的な主訴だけでなく客観的な評価に基づく『ビジュアルストレスアセスメント』を実施しています。自閉症スペクトラムを含む発達特性のある方に対しても、色彩感受性や視覚認知機能を多角的に評価することが可能であり、これは視覚過敏への効果的な支援策を見つけるために非常に重要です。
視覚過敏やアーレンシンドロームにおいて高い評価を得ているのが、当店オリジナルの特別なレンズです。
従来の濃いカラーレンズではなく、より自然で淡いカラーでも劇的な改善が見られています。「字が動かない」「眩しさが消える」「世界が立体的に見える」といったポジティブな感想が多数報告されており、1000名以上の視覚過敏の方に8割以上の明確な改善効果が認められています。
特に重要なのは、このレンズが「両眼視機能」「感覚プロファイル」「視覚認知」など多面的な評価を元に設計されている点です。単に視覚の問題だけを解決するのではなく、視覚過敏によって弱まっていた心理的・感覚的なレジリエンスを高める効果も得られています。
「気づく」ことでレジリエンスを高める
視覚過敏やアーレンシンドロームは「単なる眩しさ」の問題ではありません。
それはあなた自身や大切な方が抱える心理的な負荷、感覚の鋭敏さ、そしてレジリエンスを含めた多面的な問題です。
ジョイビジョン奈良では、この多面的な視点であなたの視覚の困り感に向き合い、「まぶしさの軽減」を通じて、感覚と心の柔軟性(レジリエンス)を高め、より快適で幸福な日常生活(ウェルビーイング)を取り戻すお手伝いをしています。
ぜひお気軽にご相談ください。

