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視力検査
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当店のメガネ作成のための検査環境

当店の検査室は不確実要素を排除し、正確な屈折矯正・両眼視機能検査のデータを得る為に、奈良県唯一の6メートルの検査距離及び視覚刺激を排除した構造化された空間を確保しております。
また、この検査室を活かす「ドイツ式両眼視機能検査」「米国21項目検査」「視覚認知検査」「OPD-ScanⅢ」によるトリプルテストバッテリーも国内では当店のみが行っております。

メガネ作成における検査距離の重要性

先ずはじめに、正確で不確実要素を排除した「屈折検査」「両眼視機能検査」を行うには、最低条件として検査室の距離が5メートル以上必要です。

多くの廉価量販店が採用するこのシステム、検査距離にして約1メートル未満。
箱型の視力表を覗き込む事で、仮想的な5メートルを作り出すのですが、周りは1メートル未満なので、不自然極まりない劣悪な検査室レイアウトだと言えます。
劣悪である理由のひとつは「不必要な調節の介入」
わかりやすく言うと、あたかも5メートル先を見させている様で、実際距離は1メートル未満である為に、目が近くの物にピントを合わせている状態になりがちで、近視ならば「過矯正」になってしまうと同時に、この上に両眼視機能などを測定してしまうと、不要な調節が介入した状態で得た不正確な度数に対して、更に不正確な眼位補正を行うことになります。
いわば、基礎の段階で合ってない屈折度数を作り出した上に、更に疲れる為の補正を積み重ねていくことになります。
有限距離で検査を行う以上、どうしても調節の介入は出てきますが、「よく見えて楽に見えるメガネ」を作るには、この「調節」をいかに排除するかが重要なファクターとなってきます。
例えば、1mの簡易視力検査機を使用した場合、約1D前後の不要な調節が介入します。
最小単位を0.25D(レンズに再現できる最小単位)とした場合、なんと度数4段階分もの不要な度数が加算されることになります。
これが5mないし6mの場合、5mなら0.2D、6mなら0.16D、最小単位以下の調節介入で済む上に、日常自然視の状態で検査を行うため、基礎の「き」の部分である屈折検査においても不確実な要素は大幅に排除できるわけです。
言い換えれば、検査環境を軽視するメガネ店では、両眼視を考慮したメガネはおろか、単に視力を出すメガネさえも作れない可能性が非常に高まります。
遠くを見る眼鏡、近くを見る眼鏡、いずれにしても、日常自然視における完全矯正値(目の本当の度数)を求める事が大前提ですが、この省スペースシステム検眼では大前提さえも実現出来ない「欠陥検査」と言えます
(店内で5mの距離を確保していても、別室でなければ意味がありません)
近年では既存の劣悪省スペース検査機を利用し、お手軽に「視機能」という重要な分野を測定しようとする店も散見されます。
これらは検査における知識・環境等の構造化が全く出来てない状態で行うものであり全く感心できません。
また、視機能は視覚認知の入口です。即ち、視機能検査を謳うのであれば、視覚機能も評価できなければそれは矛盾です。
今までは技術を軽視して、ブランド商品や店舗内外装の雰囲気に特化していたセレクトショップ等が、手詰まりになってきた際に「両眼視機能検査」を謳うことが増えてきました。
いつも思うのですが、過去を否定しなければ新しい技術や知識は生まれませんが、過去を否定せずに進むのは都合が良すぎる気がします。
過去の犠牲の上に成り立つ新しい取り組みなのであれば、軽々しく「しっかり検査はじめました~」等と軽々しくは言えない筈だと私は感じます。
これは、技術のあるメガネ店を選ぶ上で、最も簡単に見分ける事ができる方法です。
ハーゼ理論によるドイツ式両眼視機能検査を行うための検査室内の条件
検査室内の照明条件
視機能検査における斜位の測定は、斜位テストの種類だけではなく、室内の照明、チャート、その周辺の明るさが測定値に影響を与えることが知られています。
ドイツ式においては、完全明室でのテストが指定されており、完全明視化で調節と輻輳組織を明順応の安静位にしておく必要があります。
また、テストを受ける人の視野内に余計な光源もしくは反射光があってはならないのも当然です。
正しい照明状態を確認するためのテストもあります。
テストルームにある融像刺激による妨害を排除
視力表以外の視対象により、測定値が影響されることもあり得ます。
異なる色の電気スイッチ、ソケット、ケーブル、ドア枠、水道管、模様の違う絨毯・タイル等が視野の中で目につくようでは正確な測定値は得れません。
原則はテスト画面・壁面・床を同色に統一し、カモフラージュして融像刺激を弱くしなければなりません。
テストルームにあるコントラストの強い物点は全て不要な融像刺激を強めます。

検査室
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当店の検査環境

全長7m 実質検査距離6m

両眼視機能検査における非正位を促す不要な融像刺激、不要な調節介入の完全排除した環境です。

 
また、発達障がいのお子さんの視覚認知検査・ビジョントレーニングにおける不要な視覚刺激の排除も環境調整として行っております。
 
これにより、考えられる中で、意図的な物以外の不要な刺激は排除しており、検査環境による不要な影響を殆ど受けず、測定上の有利・不利がなくなる為、「両眼視機能・視覚認知を評価する為の検査室」という環境要素における妥当性は更に高まります。  
 
眼鏡を作られる対象の方に対して、または視覚認知を評価する対象児に対して、検査者が調べたい部分で、検査環境によって起こり得る誤差を少なくなるする事は、計測したデータの信頼性向上に繋がります。
 
これらの信頼性と妥当性の関係は、検査者だけが優れていても成り立ちませんし、環境だけが優れていても成り立ちません。

理想的な環境になればなるほど検査室における妥当性は高まり、検査者が常に同じパフォーマンスを発揮すれば測定値の信頼性も高まります。


一般のメガネ店にある省スペース検査では正確な検査は出来ません。

また、換言すると、これらの環境整備は眼鏡を作成する上で「最低限度の準備」だと言えます。

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見え方の質の追求を新たなステージへ

現在、当店のメガネ作成において、高次な視覚機能の補正を実現する為、ドイツ式両眼視機能検査及び米国21項目検査、そして視覚認知処理の各種アセスメントを必要に応じてトリプルバッテリーを行っております。

 

この現存する測定技術に加え、新たに眼球における波面収差及び角膜形状などのあらゆる情報を精密に解析する機器の導入を致します。

 

これらのメリットは、今まで主訴として顕在化しにくかった「見え方の質」を更に追求することが可能になり、多くの訴えに対し現在以上に掘り下げてアプローチする事が可能になり、そしてそのアウトプットを高次なレンズで緻密に再現することが可能になります。

 

ジョイビジョン奈良・Opt matsumotoでの眼鏡作成は新たなステージへ入ります。

 

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