ジョイビジョン奈良・Opt Matsumotoは、両眼視機能評価・視覚認知評価・感覚統合・心理学の知見をもと に、“本当に必要な眼鏡”を提案する専門店です。

- ジョイビジョン奈良・Optmatsumoto - joyvision-nara
▪️マーシャル・B・ケッチャム大学 TOCエグゼクティブ認定プログラム修了
▪️米国ケッチャム大学/TOC上級通信講座 修了
▪️国家検定資格.1級.眼鏡作製技能士
▪️作業療法士(発達領域)による評価も可能です
奈良県 橿原市 常盤町495-1
営業時間9:30~19:00
水曜定休/石垣島出張の場合、連休
★年末年始休業期間12/27〜1/2迄
TEL 0744-35-4776(完全予約制)



当店のメガネ作成のための検査環境
見え方の困りごとには、単なる視力だけでなく、
視覚機能・感覚処理・心理的な反応までを含んだ“視覚システム全体”が関与しています。
このような複雑で繊細なシステムを正確に把握するためには、検査を実施する「環境」「場」が非常に重要です。
当店では、奈良県内で唯一となる6メートルの検査距離と視覚刺激を極力排除した専用空間を用意。
明るさ・音・視覚ノイズといった外的要因を可能な限りコントロールすることで、「その人本来の見え方」を引き出すことができます。
さらにこの空間を活かし、ドイツ式両眼視機能検査/米国式21項目検査/視覚認知検査/光学収差解析(OPD-ScanⅢ)/感覚特異性 といった高度な評価群を組み合わせ、心理・感覚の状態像も加味した上で、視覚の全体像を立体的に捉えます。
正確な検査のために必要な「6m」──検査距離と空間構造の科学的な理由
メガネ作成における検査距離・検査環境の本質的な重要性
検査環境の質が「見え方の質」を決める
眼鏡づくりで重要なのは、 “どんな環境で検査をするか” です。
屈折検査・両眼視機能検査は、最低 5m以上の距離が確保されていること が前提となります。
ところが、日本の多くの店舗では省スペース化のため、1m前後の短距離で“仮想5m”を作り出して測定 しています。
これは、検査構造としてどうしても避けられない問題を含みます。
なぜ省スペースの距離検査は正確性を失いやすいのか
1mで見ようとすると、眼は 約1.0Dの調節(ピント合わせ) をします。
これはレンズ度数で 4段階分 のズレに相当します。
結果として、
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近視は過矯正になりやすい
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遠視・調節不全では疲労を強める
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両眼バランスが乱れたまま固定されてしまう
など、本来の見え方と異なる結果が出やすくなります。
一方、5〜6mの検査距離では調節介入は0.16〜0.2D程度 に収まり、自然視に近い状態で、正確な度数決定が可能になります。
“専門性を名乗るなら、環境が整っていること” が最低条件
高度な両眼視機能検査(例:ドイツ式ハーゼ理論)を行うためには、
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完全明室
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余計な融像刺激の排除
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視力表以外の視覚ノイズなし
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壁・床・背景の色統一
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5m以上の検査距離
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調節と輻輳が安静できる照明環境
など、検査室自体が“視覚を測る装置” として設計されている必要があります。
環境が整っていなければ、どれほど技術者が優れていても、検査そのものが本来の意味を失ってしまいます。
当店の方針 − 構造を整えてから評価する
ジョイビジョン奈良.OptMatsumotoは、
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検査距離
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照明
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ノイズの排除
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視覚構造の安静保持
これら全てを「技術の一部」として扱います。
正しい環境 × 正しい評価
これが揃って初めて、
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目がラクになる眼鏡
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見え方の質の安定
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長時間続くパフォーマンス
を実現できます。
結論:技術は“環境”にも宿る。
環境を整えることは、
目の能力を正しく読み取り、本来の力を最大限に引き出すための“入口”です。
Opt Matsumotoは、構造化された検査環境であなたの“見え方の質”を科学的に評価します。


当店が考える「本物の検査」とは
正確で快適なメガネをつくるためには、検査者のスキル・知識・経験、そして構造化された検査環境が相互に機能し、重層的・多因子的に作用している必要があります。
多くの量販店やショッピングモール型の店舗では、検査距離が1メートル未満の「省スペース型検査」が主流です。
この方式ではどうしても調節が過剰に介入し、正確性を欠いた度数結果を導きやすいという構造的欠陥があります。
また、こうした環境的制約を“前提”とした上で普及している検査機器が数多く存在することも、課題の一つと言えます。
しかし、問題は環境だけではありません。
たとえ検査環境が整っていたとしても、
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視機能
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視覚認知
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感覚処理
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心理的要因
これらを多面的に理解し、統合的に評価できなければ、本質的な解決には至りません。
つまり、環境だけ優れていても不十分。技術だけでも本質は見抜けない。
両方が揃ったとき、はじめて「本物の検査」が成立します。
当店では、
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構造的に整備された検査環境
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世界水準の両眼視・視覚システムの専門知識
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お客様の「見え方の意味」まで踏み込む心理的アプローチ
これらすべてを多因子的に統合しています。
これこそが、本来あるべきメガネ作製の姿であり、私たちが考える「本物の検査」です。

見え方の質の追求を新たなステージへ
— 感覚・心理・視覚を統合し、本質的なウェルビーイングをめざす眼鏡作成 —
ジョイビジョン奈良・Opt Matsumotoでは、「視機能」「視覚認知」「感覚処理」に「心理学」の視点を加え、見え方の困り感を多因子的・重層的に捉える眼鏡作成を行っています。
現在は、
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ドイツ式両眼視機能検査
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米国21項目検査
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視覚認知アセスメント
というトリプルバッテリーに加え、
波面収差解析 × 角膜形状解析 を統合した精密機器を導入し、
見え方の質をこれまで以上に細やかに解析できるようになりました。
これにより、従来は捉えにくかった“微細な見え方の質の違い”を客観的に可視化し、
「どこに困り感があるのか」「何が見えにくさの原因なのか」を具体的に掘り下げることが可能となっています。
しかし、私たちが本当に大切にしているのは、数値上の正確さだけではありません。
「視覚的に正しいこと」が、「その人にとっての正解」とは限らないからです。
そのため当店では、見え方の“意味”を本人が主体的に捉え直せるよう、心理的なフォローや丁寧な対話を重視し、困り感が“呪い”にならず、“気づき”や“人生の質の向上”につながるようにサポートしています。
眼鏡作成を通じて「よく見えること」だけでなく、生活全体のウェルビーイングまで高める。
それがジョイビジョン奈良のめざす在り方です。