ジョイビジョン奈良・Opt Matsumotoは、両眼視機能評価・視覚認知評価・感覚統合・心理学の知見をもとに、“本当に必要な眼鏡”を提案する専門店です。

- ジョイビジョン奈良・Optmatsumoto - joyvision-nara
▪️マーシャル・B・ケッチャム大学 TOCエグゼクティブ認定プログラム修了
▪️米国ケッチャム大学/TOC上級通信講座 修了
▪️国家検定資格.1級.眼鏡作製技能士
▪️作業療法士(発達領域)による相談対応も可能です(非常勤・予約制)
奈良県 橿原市 常盤町495-1
営業時間9:30~19:00
(7/4迄、所用のため18時迄の営業)
水曜定休/石垣島出張の場合、連休
TEL 0744-35-4776(完全予約制)
★6/23〜6/27出張休
視覚と学びの本質 | 「学力」ではなく「見え方の質」が未来を変える
ジョイビジョン奈良・Opt Matsumotoでは、視覚の問題が学習の困難さや日常生活のストレスに深く関わっていることを、多くのケースを通じて実証してきました。
私たちが目指すのは、「学力を上げること」ではなく、「自分の力を活かしやすい環境を整えること」。
視覚の困難が取り除かれることで、本来の能力がスムーズに発揮され、学ぶことへのハードルが大きく下がるのです。

視覚機能と「学ぶ力」の関係
「見る力」が弱い場合、学力不振や学力低下の要因になります
-視力だけではない「学力」「生活力」に必要な見る力-
✔ 「読んでいても内容が頭に入らない」 → 視覚の入力処理に負担がかかっている
✔ 「ノートを取るのが遅い」 → 眼球運動やピント調節に問題がある
✔ 「黒板の文字が見にくい」 → 両眼視のバランスが崩れている可能性
✔ 「漢字を覚えられない」 → 視覚記憶の処理に課題がある
このような問題は、「努力不足」ではなく、視機能や視覚認知の特性に由来していることが多いのです。
また、「視覚 × 感覚処理 × 情動」の関係も重要です。
例えば、
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視覚過敏が強いと、照明や印刷物の白さがストレスになり、集中力を妨げる
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視覚情報処理が遅いと、板書や文章理解のペースが周囲と合わず、学習意欲が下がる
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見え方の違和感がストレスになり、学習に対する拒否反応を引き起こす
このように、視覚の問題は「学習」だけでなく、心理面や自己肯定感にも影響を与えるのです。

学習に不可欠な両眼の協調運動(輻輳・開散) | 読み書き・集中力との関係
学習時には、文字を読む・黒板を見る・ノートに書く など、目を近くに寄せたり、遠くに戻したりする 「輻輳(寄り目)・開散(離し目)」の動き が重要になります。
この動きがスムーズにできないと、視界のズレや疲労が発生し、学習へのモチベーション低下につながることがあります。
✔ 疲れてくると、文字が二重に見える
✔ 読んでいる途中で行を飛ばしてしまう
✔ 読解に時間がかかり、理解が追いつかない
✔ 集中力が続かず、学習そのものを避けるようになる
米国の研究では、「輻輳・開散の弱さと注意集中の問題」に相関があることが示唆 されています。
特に、読みに困難を抱える高校生を対象にした研究では、多くの生徒が輻輳・開散運動に問題を抱えていた ことが報告されています。
✔ 「視線を安定させる力」と「注意を持続させる力」は密接に関連
✔ 目のピント調整がスムーズでないと、学習時に余計な労力がかかる
✔ 視覚の負担が、学習意欲や集中力の低下につながる
こうした問題を放置すると、「勉強が苦手」→「学習を避ける」→「自己評価が下がる」という負のループに陥る可能性があります。
だからこそ、早期に輻輳・開散の弱さを検出し、適切なサポートを行うことが重要 です。
ジョイビジョン奈良・Opt Matsumotoのアプローチ | 一次~三次予防までを包括的に
当店では、視覚機能の精密な評価を行い、最適な眼鏡装用やトレーニングを提供することで、視覚の負担を軽減 します。
✔ 一次予防(早期発見):
輻輳・開散の問題を早期に検出し、学習への影響を未然に防ぐ。
✔ 二次予防(視機能補正):
適切な視覚補正やトレーニングを行い、負担を軽減。
✔ 三次予防(長期的サポート):
視機能を安定させ、持続的な学習環境を整える。
「学習の困難は、目のせいではないか?」
そう思ったら、一度 「視る力」をチェックしてみることが大切 です。


読字・書字・問題読解に重要な眼球運動機能
学習やスポーツにおいて、私たちは**「目で情報を正確に捉え、スムーズに処理する能力」**を無意識に使っています。
その中でも、視線を滑らかに動かす能力(追従性眼球運動)と、素早くジャンプさせる能力(衝動性眼球運動) は、読書・書字・問題解決において非常に重要です。
✔ 黒板や教科書の情報を正しく素早く取り込む
✔ 視線をスムーズに動かし、文章を読み飛ばさずに理解する
✔ 黒板の内容をノートに書き写す(視写)のスピードを落とさない
しかし、これらの眼球運動がうまく機能していないと、学習効率に大きな影響が出る 可能性があります。
眼球運動がスムーズでないと起こる問題
✔ 文章を読んでいて、行を飛ばしてしまう
✔ 読んでいる途中で、どこを読んでいたかわからなくなる
✔ 黒板の内容を書き写すのが遅く、授業についていけない
✔ 長時間の読書や問題解決に集中できず、すぐに疲れてしまう
さらに、眼球運動は学習だけでなく、スポーツのパフォーマンスにも大きく関わる ため、
✔ ボールや相手の動きを正確に追えない
✔ 動いているものに素早くピントを合わせられない
✔ 試合中の状況判断が遅れる
といった影響が出ることもあります。
当店では、眼球運動の精密な評価 を行い、必要に応じて最適な補正やトレーニングを提供します。
✔ 眼球運動評価(SCCO 4+)
追従性眼球運動・衝動性眼球運動の精度をチェックし、視線のスムーズさを分析。
✔ 視機能バランスの調整
斜位・輻輳・開散・調節力の状態を把握し、視線移動の負担を軽減。
✔ 適切な視覚補正
眼球運動に影響を与える視機能のズレを補正し、効率的な視線移動をサポート。
✔ CCF(Curse to Charm Framework)
「学習やスポーツの困り感」が心理や行動にどのような影響を与えているかを解析し、最適なアプローチを考案。
「学習効率」も「スポーツパフォーマンス」も、視る力が支えている
眼球運動は、単なる「目の動き」ではなく、情報をスムーズに処理し、正確にアウトプットするための鍵 です。
学習時の「読む・書く・理解する」、スポーツ時の「見る・判断する・動く」——これらすべてに視る力が関係しています。
視覚機能の精密な分析と適切な補正によって、「読む力」「書く力」「動く力」を最大限に引き出し、学びや運動のパフォーマンスを高めるサポート を行います。
「学ぶのが苦手」や「スポーツが上手くいかない」その原因、実は目の動きにあるかもしれません。
ジョイビジョン奈良・Opt Matsumotoでは、視る力を総合的にチェックし、最適な解決策を提案します。


近くを見続けるための調節機能(ピント合わせの能力)
私たちの眼は、見ている対象の距離に応じて常にピントを調節 しています。
特に学習時には、40cm前後の距離を長時間見続けるための調節力(ピント調整能力)が必要です。
また、
✔ 黒板を見るとき → 調節を緩める
✔ ノートを見るとき → 適切な調節を行う
といったように、遠近の切り替えをスムーズに行うためには、調節力の耐久性と柔軟性が不可欠 です。
調節機能が弱い or 強すぎると…
✔ 長時間近くを見ていると、文字がぼやける
✔ 黒板からノートに視線を移した際、ピントが合うのに時間がかかる
✔ 近くを見続けるのが疲れやすく、集中力が続かない
✔ 眼精疲労や頭痛の原因になることもある
しかし、学校や眼科の一般的な視力検査では、近方視力(調節機能)をチェックすることはほとんどありません。
そのため、これらの困り感が見逃されているケースが非常に多いのが現状です。
デジタル環境と調節機能の関係
近年、GIGAスクール構想の推進により、小学生でもタブレット端末を使用する学習環境 が一般的になりました。
近くの画面を長時間見続けることで、調節力に負担がかかり、視覚疲労や調節機能の低下を招くリスク があります。
ジョイビジョン奈良・Opt Matsumotoのアプローチ
✔ 両眼視機能検査による調節力の詳細評価
✔ 視覚環境に合わせた適切な眼鏡補正(調節負担の軽減)
✔ 視覚トレーニングによる調節力の耐久性向上
✔ 調節機能の負担軽減を考慮したデジタル学習環境の提案
視覚環境の変化に対応し、「ハッキリ見える」「楽に見続けられる」ための最適なサポート を提供します。
学習時の疲れや集中力の低下、その原因は調節機能にあるかもしれません。

捉えた視覚情報を認知する力(視覚認知/視覚情報処理)
学習は、「文字を目で捉えること」から始まり、「見た情報を脳で処理すること」 へとつながります。
このプロセスは、「視機能」と「視覚認知」の2つの要素 で構成されています。
✔ 視機能:目で情報を捉える「入力」の役割
✔ 視覚認知:入力された情報を処理・分析し、「意味を理解する」役割
視機能が正常でも、視覚認知の処理に問題があると、学習に影響を及ぼす可能性があります。
視覚認知の問題が引き起こす困難
✔ 漢字の習得に時間がかかる
✔ 文字を読み間違えやすい
✔ 字の形が整わず、書字が苦手
✔ 図形や空間把握を必要とする問題が苦手
「視る力」は単なる視力や目の動きだけではなく、視覚情報を正しく処理する力も含まれます。
この視覚認知の弱さが、学習のつまずきや読字・書字の困難の要因となることがあります。
ジョイビジョン奈良・Opt Matsumotoのアプローチ
当店では、視機能と視覚認知の両方を包括的に評価 し、最適なサポートを提供します。
✔ 視機能検査(両眼視・調節・眼球運動を詳細に評価)
✔ 視覚認知検査(TVPS-4・MVPT-4)(視覚弁別・記憶・図地分離・視覚閉合などを分析)
✔ 適切な眼鏡補正とビジョントレーニングの併用(視覚情報処理をスムーズにするアプローチ)
「やる気」や「努力不足」の問題として片付ける前に、視機能・視覚認知の状態を正しく精査することが重要です。
見え方の質を改善することで、学習のストレスを軽減し、「本来の力を引き出す」サポートを行います。

教科書やノートが眩しい・文字が揺れて見える 〜 アーレンシンドローム(視覚ストレス)
「学習意欲もある」「視力も正常」「知能の発達に問題はない」
それなのに、「文字が揺れて見える」「文章が波打つ」「紙面が光って見える」 などの違和感を訴えるお子様がいます。
これは、アーレンシンドローム(視覚ストレス) と呼ばれる光の感受性に関わる問題であり、通常の視力検査では見落とされがち です。
✔ 文字が読みづらい → 読書や学習のストレスが増加
✔ 紙面の白さが眩しく、長時間見続けるのが苦痛
✔ 文章が波打ったり、文字が消えたりして見える
✔ 黒板の文字がはっきりと捉えられない
この視覚の問題は、単なる学習困難ではなく、脳の視覚処理に関係する要因が影響している可能性 があります。
ジョイビジョン奈良・Opt Matsumotoのアプローチ
当店では、アーレンシンドロームの特性を持つ方に対し、専門的なアセスメントを実施 し、最適な対策を提案しています。
✔ 視覚ストレス評価(光感受性・コントラスト感度の分析)
✔ 特殊有色レンズによる補正(個々の症状に応じたカラーフィルター処方)
✔ 視機能の精密評価(両眼視機能・眼球運動・調節力との関連を分析)
実際に、アーレンシンドロームの症状を持つお子様への眼鏡補正やレンズ処方で、読みやすさが劇的に向上した事例 が多数あります。
まぶしさの困り感にも対応可能
アーレンシンドロームに該当しない場合でも、
✔ 白い紙や画面のまぶしさが気になる
✔ LED照明や日光の反射が目に刺さるように感じる
✔ 薄暮や夜間の視界に違和感がある
といった困り感を抱えている方への対応も可能です。
「読書が苦痛」「文字が見えにくい」「紙や画面の白さが辛い」 などの悩みをお持ちの方は、視力だけでなく、視覚処理の問題を検討することが重要 です。
ジョイビジョン奈良・Opt Matsumotoでは、視覚ストレスの負担を軽減し、より快適に学び・生活できるための最適な方法 を提供します。

学力に関係する視機能・視知覚の問題を精査
学習時の困り感には、視力だけでなく視機能(目の動きやピント調整)や視知覚(視覚情報の処理)の問題が関わっていることが多くあります。
そのため、目の使い方と学習上の困難の関連を正確に分析することが不可欠です。
視機能の精密な評価 | 見え方と困り感の関係を解明
✔ 遠・近の斜位測定(両眼のバランスを見る)
✔ 遠・近の輻輳・開散の測定(目を寄せたり離したりする動きの精度を評価)
✔ 遠・近の調節力測定(ピントを合わせる力の柔軟性・耐久性を分析)
これらのデータをもとに、お子様の実際の困り感と比較し、結果に矛盾がないかを精査 します。
視機能の数値が正常範囲でも、「見えにくさ」「疲れやすさ」などの自覚症状がある場合、複数のアセスメントを組み合わせることで、より正確な解釈が可能 です。
時間経過による変化も評価 | 長期的な視機能の成長を見守る
✔ 視機能の発達過程を追跡し、年齢とともにどのように変化しているのかを分析
✔ 以前の検査結果との比較を行い、成長や変化を把握
✔ 視機能トレーニングや眼鏡補正の効果を検証し、最適なサポートを継続
ジョイビジョン奈良・Opt Matsumotoの強み | 相互補完的なアセスメントで「困り感の本質」に迫る
検査データとお子様の主訴に矛盾が出た場合でも、複数のアセスメントを組み合わせることで詳細に精査 します。
✔ 視機能 × 視覚認知 × 感覚処理 × 情動の関係性を統合的に分析
✔ CCF(Curse to Charm Framework)を活用し、困り感の心理的影響も考慮
✔ 異なる検査の限界を相互補完することで、見逃されがちな問題を明らかにする
「数値上は問題ない」と片付けられた困り感に対しても、徹底的にアプローチし、本質的な解決へと導きます。

