石垣島・八重山諸島を対象とした 出張での視知覚検査・相談会・勉強会の御案内「視知覚の発達や視機能の発達に御不安やお困りごとのあるお子さんへの視覚認知検査と支援ストラテジー」

更新日:1 日前

2023年の予定3/28(火) 3/29(水) 3/30(木)(石垣島)

3月・石垣島 視覚機能検査会 予約受付中

3/28(火)12時・14時・16時 3枠

3/29(水)10時・12時・14時・16時 4枠

3/30(木)10時・12時 2枠


2023年 3月・5月・7月・8月・10月・11月を予定

読み書きや運動に重要な‟視覚機能・視知覚”の検査体制が整っていない離島地域、実施されていない離島地域へ、御要望頂ければ‟出張での検査・相談会・勉強会”などを実施させて頂きます(相談会や勉強会・講演依頼での交通費等は別途相談)

※石垣島・八重山諸島が中心となります・隠岐諸島・小豆島などの地域も含みます  

 

石垣島・八重山諸島・隠岐諸島・小豆島・離島地域を対象とした「視知覚の発達や視機能の発達に御不安やお困りごとのあるお子さんへの視覚認知検査」を実施する理由


発達障害のあるお子さんの困難は複雑化・多様化しており、特に併存されるケースが非常に多い「視機能・視知覚の困難」は専門家・専門施設が非常に少ないことによって対象児の困り感の見逃しが課題になっています。


特に本土から離れた離島においては、視覚機能の専門家や専門施設がより少ないことや、高度な専門知識を持つ施設は都市部や人口の多い地域に点在しているため、困り感が顕在化している方や困り感があるのに気付かれないケースにおいては、このような専門家及び専門施設の情報を入手する機会がなかったり、離島地域によっては本土へのアクセスや利便性が非常に不利な状況にあるため、専門家との繋がりが生まれないケースもあります。


また、困り感に気付かれない状況が本質的な不利益ではなく、困り感の発見が遅くなることによって、発達における重要な時期に必要な支援や適切な方策が受けられないことによる学校生活や日常場面での心理面の辛さ、それらを抱えたまま成長していくことでの情緒面・行動面での二次障害の表面化が挙げられます。


これらの困り感に気づかないままで、周囲や家族が「頑張って!」「しっかり勉強すれば理解できる!」「やる気を出せば乗り切れる!」等の声掛けが行われると、お子さんは周囲や家族の期待に応えようと一生懸命頑張るかもしれません。

しかし、困難がケアされないままに一生懸命頑張ったとして、それでも乗り越えれない課題に直面したとき、そして学習や社会でつまづいてしまった場合に起こる一番の問題は、自己否定や自己肯定感の低下、これらに紐づいて大人になってからの社会生活への適応しにくさ、そして人や社会に対して心を閉ざしていくリスクにあります。


これらの困り感への早期の気付きや早期の支援方策を「レッテル貼り」と捉えず、子どもの特徴と成長への気づきとして捉えて頂けるよう、目と目を合わせ、心と心を向き合わせて、私自身が心理情緒面で助けられた離島地域(八重山諸島)を中心に、視機能・視知覚の専門知識を活かしてお役に立てればと考えております。


是非、必要として利用して頂けるようでしたらお声がけいただけますと幸いです。



よく見えていても、よく理解しているとは限りません。学習意欲があるにも関わらず、学習や読み書きに困難さを認める場合、見る機能のアセスメントが大事です

対象:石垣島・八重山諸島・隠岐諸島・小豆島・各離島・・・の小中高生を対象とした視知覚検査の実施及び小集団での一斉検査、相談会、幼小中の先生を対象とした勉強会


発達障がいのあるお子様は、視覚機能の困り感を併存するケースが多くみられ、学習や生活での躓きの一因になることがあります。

この「視覚機能」の困り感をアセスメントして、その子に合った支援方策を立てることや視知覚トレーニングや視機能補正の眼鏡によって高めることが可能な場合があります。

 

 

視覚認知検査は、LD(学習障害)やADHD、自閉症スペクトラムのお子さんを中心とした、発達に偏りを持つ7歳から高校生までのお子さんを対象に、「両眼をすばやく滑らかに動かす眼球運動」「両眼を使ってしっかり物を見る能力」「近くのものや遠くのものにすばやくしっかり焦点を合わせる能力」「形をしっかり捉え構成する能力」といった、学習や運動を行う上で基礎になる眼の能力を評価したうえで、必要な支援方策やトレーニング指導を行います。


 

お子様の様子でこのような心配事はありませんか? □文字を読むのに時間がかかる □文字が動いて見える □字を見るのを嫌がる・白い紙に書かれた字を眩しがったりする □書くことを嫌がる・字を書くことが苦手 □ 行を飛ばしたり同じところを読んでしまう □ 字を覚えにくい □よく似た字を混同する □字をマスに収めることが難しい □ 図形の理解が苦手。 □ 手先が不器用 □ 左右を認識しにくい □ 鏡文字を書いてしまう □ 探し物をうまく見つけられない

 

料金及び検査時間

初回評価

1時間~2時間

視機能・視覚認知の評価

10000円(支援方策・結果報告書・トレーニング指導・トレーニングツールを含め15000円)

結果説明

約1時間

評価に対する説明・解釈・支援方策

-

再評価

1時間

5000円

トレーニング指導

1時間

評価結果に対するトレーニング指導

初回評価に含む

面談

1時間

保護者や学校の先生のご相談(個別)

3000円

相談会・講演・勉強会

ご要望に応じます※相談会は最低人数5人以上でお願い致します。

保護者・小中高教員・放課後等デイサービス・療育機関・親の会

交通費・講演費等は相談(交通費は出張予定地域と重なれば不要)



 

相談・アセスメントの流れについて


①相談・評価・指導をご希望の方は、下記の予約フォームから「離島・出張検査希望」とお書き添えの上お申し込みください。

※アセスメント時に必要な資料 

検査結果:発達検査・知能検査を1年以内に受けている場合は、結果のコピーを添付してください。   

※ご相談内容から評価・指導が難しいと判断された場合、検査を受理できない場合があります。ご了承ください。

※講座・小規模勉強会・相談会(簡易検査含む)が御希望の場合、参加者の最低人数は5名以上とさせて頂きます。5名未満の場合はご相談ください。


②予約日時が確定した後、検査する場所の御案内を致します(当面の期間は貸会議室やレンタルスペースで実施させて頂きます)※例:石垣島の場合は離島ターミナル近辺・浜崎町が中心となります(他地域に関しても実施施設は同様)


③御予約の際、用件の欄に必ず「11月.離島出張検査」とご記入頂き、出張日内で御希望の時間をお書き添えください。

出張検査以外の相談会・勉強会・講演の御依頼は御希望の日時をお書き添えください。

予約時間は来島初日は13時~19時まで 2日目は10時~20時まで 3日目は午前のみとなります(地域によって時間・滞在日は変動します)



 

アセスメント内容・詳細

(両眼視機能・視覚認知を精密に検査を行い、お子さんにとって有効と思われる方策をプランニングします)

検査時間:40分~60分程度(結果報告を含み約90分)

対象年齢:7歳以上(重要:6歳~7歳代のお子さんは各医療機関で医学的問題の有無を確認した後に御予約お願い致します)

●評価内容 / 視機能検査・視機能分析・眼球運動評価(対面法・DEMの2種バッテリー)・視覚認知評価(TVPS-4及びMVPT-4)・視覚運動評価(VMI模写検査)・視覚の過敏性及びアーレンシンドロームの評価・原始反射残存チェック感覚プロファイル

上記検査結果の総合解釈及び方策・トレーニング指導




視力・両眼視機能の問題 基本的な視力の問題、そして視力に問題がなくても両眼視関連に問題を精査します。 視力という要素は視覚機能において「数%」の要素でしかありません。 両眼視関連の問題には斜位・斜視・調節力不良が含まれますが、これらが見過ごされているケースが非常に多いです。 養育者自身も「視力には問題がないから」と仰られることが多いですが、視力は見る機能の中ではあくまで一部でしかありませんし、あくまでステレオタイプな評価の一つです。 視力に問題がなくても斜視・斜位などが有り、それらを補う自己資源が少ない場合に於いては眼鏡装用が有効な場合があり、表面的な視力の問題検出に加え、潜在してる両眼視関連の問題の検出が大変重要です。 また、学校の視力検査は良い意味でも悪い意味でもアバウトでステレオタイプ的です、学校での視力評価はスクリーニング的な意味しか持ちません。 学校での視力検査の結果がAの場合においても、補正する必要が高い屈折異常(近視・遠視・乱視)が検出される可能性があります。 加えて、両眼視関連の問題においては全くアプローチされないので、眼科や学校の簡易的な視力評価結果に固執するのはリスクがあります。 これらは、それぞれの領域での専門性と職業文化の違いだと思ってください。



光の感受性障害・アーレンシンドローム・視覚過敏の問題 視力や両眼視機能に問題がなくても「文字が揺れて見える」「文章が波打って見える」「文字が反転して見える」「紙面が光って見える」など、視知覚に関連した障害でアーレンシンドローム(Irlen syndrome)、ミアーズ・アーレンシンドローム(Meares-Irlen syndrome)、あるいは視覚ストレス(Visual Stress)と言われている光の感受性障害があります。 アーレンシンドローム自体は中枢領域での神経伝達の問題と考えられていますが、この読みに困難がある方に視機能補正+特殊フィルターの眼鏡を装用することで、その困難が大幅に改善することが明らかとなっています。 有症率は、欧米では20%~38%、日本では6%と推定されていますが、一部の限られた研究施設だけのアセスメントであったため、日本においてはまだまだ認知されていません。 また、アーレンシンドロームは視機能不良型・感覚過敏型・高次眼収差型・重複型とサブタイプに分けて対応する必要があると私は考えます。 光が眩しい≒アーレンシンドロームは違うという事です。​ アーレンシンドロームは脳の中枢系での問題とされていますが、当店ではこの分野において、オプトメトリーでのアプローチによって、これらの光感受性の問題を検査情報の中からサブタイプ毎に弁別し、それぞれに合った方策を出すことが可能と考えております。



眼球運動の正確性 眼球運動は読み書き球技等の学習や生活に必要な能力です。 視力が1.2でも、眼球をうまくコントロールできなければ、良好な視力でも意味を持ちません。​ この眼球運動能力を標準化されたデータと比較して、お子さんの眼球運動スキルを評価します。 眼球運動評価はSCCO4+による標準化された対面法評価、DEMによる量的評価を行います。 眼球運動の弱いお子さんは学習や生活の中で困難を訴えるケースが多く見られます。 これらの問題の背景に、視力・視機能の弱さがある場合は眼鏡補正後にトレーニングで改善を目指します。 また、眼球運動スキルのみに未熟さが認められる場合、眼球運動・粗大運動を含めたトレーニングにて改善を目指します。 眼球運動スキルの向上は水泳や自転車に乗ることを練習する感覚に非常に似ています。 自転車に乗ることが出来てしまえば、大人になって久しぶりに自転車に乗る機会があっても乗れてしまうという感覚に近いです。



調節力の柔軟性 人の目は遠方を見る際は水晶体を緩ませて遠方にピントを合わせ、近方を見る際には水晶体を膨らませて近い距離にピントを合わせます。 これらのピント合わせの能力を「調節力」といいます。 調節力は年齢毎の標準範囲がありますが、高すぎても低すぎても問題が起こります。 また、調節力は年齢とともに減弱していきますが、お子さんでも遠視の補正がされていなかったりすると調節力に悪い影響を及ぼします。 調節力に柔軟性がない場合においては、黒板を見る(遠くにピントを合わせる)、机の上のノートにピントを合わせるという調節の連続作業に困難が出てきます。 これらの調節力を単眼及び両眼評価で行い、加えて動的な調節力を評価します。弱さがある場合は必要に応じて眼鏡補正で視機能の正常化を目指し、またはトレーニングで改善を目指します。



輻輳・開散運動の柔軟性 両眼のチームワークとも言われる評価です。 遠方視の際に目は外を向きます(開散) 近くを見る際に目は内を向きます(輻輳) これらの輻輳・開散運動に弱さがある場合、板書や近方作業、球技などのスポーツが苦手さなどが特徴として現れます。 見ることは「遠くを見る」「近くを見る」の1か0かではないので、遠方から近方までの連続性を評価することが重要になります。 輻輳運動と調節運動は密接(双方向)であるため、輻輳力の柔軟性は調節力の柔軟性と併せて評価します。 斜視や斜位がある場合、尚且つそれらを補う力が弱い場合において、両眼の輻輳・開散運動に問題が出るケースがあります。 これらに弱さがある場合、眼鏡が有効な場合は眼鏡補正後にトレーニングで改善を目指します。 また、トレーニングのみが有効な場合もあります。


TVPS-3で分かること(視覚認知)


視覚弁別 類似した視覚対象の中から、細部の違いを見分ける能力が分かります。 視覚弁別が弱い場合、よく似た字の間違いや漢字の線が1本多い(少ない)等のケアレスミスが頻回に出ることがあります。 例えば、漢字の「午」と「牛」を間違えたり、「書」という感じの線の構成が分かりにくかったりなど、書字に困り感が表出するケースが散見されます。 また、定規を使った学習などででも苦戦するケースがあります。


視覚記憶 名前の通り視覚的な記憶の能力が分かります。 視覚記憶が弱い場合、板書が遅かったり、新出漢字の定着が遅かったり等の特徴が出ることがあります。 スポーツでも視覚記憶が弱い場合、良いパフォーマンスを視覚化することが出来ず、安定した運動能力を発揮しにくいと考えられます。



空間関係 空間の中での物の位置関係(上下左右)を把握する能力を見ます。 空間関係が弱い場合、小学校2年生以上で鏡文字を書くことが頻回であったり、形の向きがわかりにくかったり、上下左右の認知が弱いことから運動場面で苦戦するケースも見られます。

形の恒常性 同じ形でも向きや大きさの違いを見分ける能力です。 形の恒常性が弱い場合、遠くにある黒板の字とノートに書く字の大きさの違いが分かりにくかったり、同じ字でもフォントが変わると同じ字と認識できず、読みや書字に問題を示すことがあります。

視覚連続記憶 短期記憶との違いは視覚対象が複数出てくる課題です。 TVPSでは短期記憶は無意味記号、連続記憶は有意味記号が複数出てきます。 初めて見る漢字を記憶するのが短期記憶であれば、対象を系列的・順次的に記憶するのが連続記憶です。


図地弁別 人間は見えている視覚情報を全て認識すると混乱が生じます。 見たいもの・必要な情報のみを認識し、その他の背景となる不要な情報は抑制してます。 この図と地の分化が弱い場合、雑然とした情報の中から必要な情報を取り出すのが困難だったり、教室にある視覚刺激に反応しやすかったり、探し物が困難という特徴が出ます。 図地は自動車や自転車の運転スキルにも重要な要素です。


図形閉合 部分的に欠けたモデルを見て、それが何の形かをイメージする能力です。 この図形完成が弱い場合、近接する情報の中から形の見分けや間隔を弁別するのが困難であり、行間の狭い文章の読みの困難さ漢字習得の困難などに特徴が出ます。


模写検査(VMI 視覚運動協応) VMIは視覚運動の協応の能力や、視覚認知能力をみる検査です。 左の写真は十字矢印がバラバラに表出されている小学生のお子さんですが、これらは目と手の協応の弱さと視覚認知の弱さが併存している状態です。



感覚プロファイル 感覚刺激への反応傾向を評価するSensory Profileの日本版です。 感覚の過敏さや過鈍さといった問題について、複数の感覚領域にわたり包括的に把握することができます。

質問票は、聴覚、視覚、触覚、口腔感覚など、幅広い感覚に関する125項目で構成されています。

対象者について、保護者・当事者などが質問票に回答し(他者評定式)、検査者がスコアを集計します。

日常生活で実際に直面している困難の状況を把握し、家族を中心とした支援の実践に活かすことができます。

象限、セクション、因子という3種の尺度で感覚を測ることができます。

スコアリングのシステムには、神経科学、感覚統合および作業遂行の原則が組み込まれており、理論的枠組みに沿った判断が可能です。

発達障害、特に自閉症スペクトラム障害のある方などに有用な検査です。

結果の解釈 眼球運動・屈折検査・両眼視機能検査などの入力系の検査結果、TVPS-3及びMVPT-4などの視覚情報処理の検査、感覚プロファイルの結果を踏まえ、お子さんの状態像を解釈します。 ​ 状態像の見立てにはいくつかの仮説を立て、もっとも矛盾の無い結果を導き出すために生活場面・学習場面でのエピソード、検査場面での行動観察、上記検査の結果を熟慮します。 結果の解釈は検査者のバイアスが入らないようにすることは勿論ながら、結果に対しての方策を導き出すことが重要だと考えています。 ​ 時折、他所で知能検査や発達検査が実施され、それらの結果に対する方策が曖昧なことによって、意図せずともお子さんへの「ラベル付け」になっている事も散見されます。 ​ 検査は「困り感の要素」を覆すためのものであって、困っていることの裏付けをするための物ではありません。 ​ お子さんが本来持っている資源を最大限発揮できるよう、これらの両眼視機能検査や視覚認知検査は存在します。 ​ ​