ジョイビジョン奈良・Opt Matsumotoは、両眼視機能評価・視覚認知評価・感覚統合の知見をもとに、“本当に必要な眼鏡”を提案する専門店です。

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▪️マーシャル・B・ケッチャム大学 TOCエグゼクティブ認定プログラム修了
▪️米国ケッチャム大学/TOC上級通信講座 修了
▪️国家検定資格.1級.眼鏡作製技能士
▪️作業療法士(発達領域)松本竜久(非常勤・予約制)による相談対応も可能です。

「視機能を科学する」— 米国式21項目視機能検査
ただ視力を測るだけでは、本当に適切な眼鏡は作れない。
ジョイビジョン奈良では、米国式の視機能分析を基に、視覚の不調がどこから生じているのかを重層的に解析し、その要因に応じた最適なアウトプットを導き出します。
「ドイツ式 × 米国式」両視点からのアプローチが必要な理由
「ドイツ式 × 米国式」両視点からのアプローチが必要な理由
視機能を評価する際、ドイツ式両眼視機能検査と米国21項目検査は、それぞれ異なるアプローチを採用します。どちらも「装用者にとって快適で最適な眼鏡を作る」という目的は共通していますが、その過程と視点には明確な違いがあります。
◎ 検査アプローチの違い
ドイツ式は、装用者の「実生活での見え方」に重点を置き、斜位(眼のズレ)を実装値として捉え、現実的な視環境で適応できるように補正を行います。一方、米国式は、視機能を分析的・科学的に評価し、視覚の「基礎能力」を細かく数値化することに長けています。
例えば、ドイツ式の斜位検査は、**「正位を促す適度な刺激を残しつつ評価する」のに対し、米国式は「融像(両眼の統合的な働き)を促す不要な刺激を取り除いた状態で測定する」**という違いがあります。このため、ドイツ式が「実際の見え方」に寄り添うのに対し、米国式は「潜在的な視機能」を評価することに優れています。
◎ どちらが優れているのか?
これは「優劣」の問題ではなく、視覚の問題に多層的・重層的にアプローチするためには、どちらの視点も不可欠だということです。
✔ ドイツ式は、現実の環境下での見え方を重視し、実装値をベースに補正を行う。
✔ 米国式は、視機能の全体的なポテンシャルを解析し、視覚情報処理の課題を数値化する。
このため、両者の検査を組み合わせることで、装用者が「なぜ見えにくいのか?」を多角的に解析し、より精度の高い補正を行うことが可能になります。
◎ ドイツ式 × 米国式のテストバッテリーの意義
ジョイビジョン奈良では、「米国式とドイツ式をミックスした検査」ではなく、対象者の主訴や困り感に応じて、最適な検査手法を選択するアプローチを採用しています。
例えば、
✔ 遠方視の困り感が主訴の場合 → ドイツ式を中心に分析
✔ 近方視や調節力・輻輳力の課題がある場合 → 米国式を中心に評価
✔ 遠・近の統合的な問題が見られる場合 → 両検査を併用し、相互補完的に分析
このように、個々の困り感に応じた検査の組み合わせを選択することが、「見え方の本質的な問題」を解決する最短ルートとなります。
テスターには、単なる測定技術だけでなく、膨大な情報を統合し、問題の中核を捉える知識と洞察力が求められます。
その結果、装用者の見え方を科学的・実践的の両面から最適化し、視覚補正を次のレベルへと引き上げることが可能になります。

視機能分析で分かること | 精密な検査が可能にする、最適な視覚補正
視力が良くても「見えにくい」「疲れる」「ピントが合わない」——
これらの問題は、視機能の不調和が原因であることが多く、一般的な視力検査だけでは見過ごされがちです。
米国21項目視機能検査では、以下の要素を精密に分析し、科学的根拠に基づいた補正を行います。
両眼視機能の問題
視力検査だけでは測れない、両眼のチームワークを評価
視力に問題がなくても、両眼視機能に不調和があると、目の使い方に無理が生じ、以下のような症状を引き起こします。
✔ 斜位・斜視 の見落とし → 物が二重に見える、距離感がつかみにくい
✔ 輻輳(寄り目の能力)や開散(目を外に向ける能力) の不良 → 近くの文字が読みにくい、板書が困難
✔ 融像力(両眼で一つの像として見る力) の低下 → 目が疲れやすい、ピントがすぐにずれる
✔ 眼位ズレ(Fixation Disparity:FD) の補正 → 微細なズレによる違和感や読書困難の解消
様々な分類システムを活用し、両眼視機能の特徴を詳細に解析し、適切な補正を行います。
調節力の柔軟性
「遠くと近くのピント調整」がスムーズにできるかを評価
✔ 調節不良(Accommodative Dysfunction) → ピントが合いにくい、すぐにぼやける
✔ 調節ラグ(Accommodation Lag) → 近くを見るときのピント合わせが遅れる
✔ ACA比(調節・輻輳比) → 近見時の眼位ズレが調節と連動しているかを評価
✔ 調節持続力(Accommodative Facility) → 黒板とノートを交互に見るのが苦手な場合の要因を特定
調節力の低下は学童期の学習効率低下や老眼の進行に伴う遠近調整困難につながります。
これらを数値化し、適切な眼鏡補正やトレーニングを提案します。
輻輳・開散運動の柔軟性
両眼のチームワークを支える「寄せる・離す」のスムーズさを評価
✔ 輻輳不全(Convergence Insufficiency) → 近くの文字がぼやける、頭痛や目の痛み
✔ 開散不全(Divergence Insufficiency) → 遠くを見たときにピントがずれる
✔ 融像幅(Fusion Range) → 目のチームワークを数値化し、どこまで補正可能か判断
視機能の「柔軟性」と「持続力」を評価し、適切な補正を行うことで、
スポーツのパフォーマンス向上や学習効率の改善につながります。
視機能分析がもたらすメリット | 最適な視覚補正のために
一般的な眼鏡処方では見逃される問題を科学的に解析し、オーダーメイドの補正を実現。
✔ 「合わない眼鏡」の原因を徹底解析し、最適な補正を提案
✔ 視機能の問題を詳細に把握し、矛盾のない度数設計を実現
✔ 眼鏡補正だけでなく、視機能トレーニングとの併用で長期的な改善へ導く
ジョイビジョン奈良では、両眼視機能検査・視覚認知検査・感覚プロファイルの統合的アプローチを活用し、
単なる「視力矯正」にとどまらない、包括的な視覚補正の提供を目指しています。

視機能を分析することによるメリット | 科学 × 技術で導く最適な「見え方」
自分の「見え方」を、最適なルートに導くために。
視機能のアセスメントは、科学に裏打ちされた技術であり、正確な分析を行うことで、眼鏡補正の選択肢を最大化できます。
しかし、視機能分析が単なる数値の羅列に終わるのではなく、実際の「見え方の質」に反映されるかどうかが、真の検査技術の価値を決定します。
視機能分析の本質 | 科学が導く「正しさ」とテスターの「技術」
✔ 視機能検査は、視科学に基づく「反論の余地のない客観的データ」
✔ しかし、クライアントの主訴が断片的な情報として整理されない場合、それを統合する技術が求められる
✔ 視機能の問題は個々に異なるため、科学の「一般解」に対し、テスターの「最適解」が重要になる
クライアントの「見え方」を正しい方向へ導くためには、視機能を多層的に分析する力と、得られたデータを統合し、最適な視覚補正を設計する力が不可欠です。
科学 × 技術が生み出す「唯一無二の視覚補正」
一般的な眼鏡処方では、視力に基づく補正が中心となりますが、ジョイビジョン奈良では、視機能・視覚認知・感覚処理を統合し、科学的根拠に基づいた最適な補正を提供します。
科学が示す「理論的な正しさ」と、テスターの技術がもたらす「実践的な最適解」。
この両輪が揃うことで、単なる「見える眼鏡」ではなく、**「快適に、正しく、機能的に見える眼鏡」**が生まれます。
あなたの視覚が持つ本来のポテンシャルを引き出すために——
最適な視機能分析と補正を提供いたします。