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国家資格.1級眼鏡作製技能士について

更新日:2023年7月31日



当店では、2022年11月16日に発布された発布された日本初の国家検定資格「1級・眼鏡作製技能士」を所持しております。


1級・眼鏡作製技能士とは、言わば「運転免許証」の様な物と思って頂ければ良いと思います。

1級と2級に分かれていますが、1級は本免許、2級は仮免許的な捉え方で宜しいかと思います。

国家資格の前身である認定眼鏡士時代からも、そもそも人の眼にアプローチする職業の人間が無資格であることに大きな疑問を持っていましたので、認定資格が国家資格に移行した今回においても持ってて当たり前という認識に変わりはありません。


運転免許証に置きかえれば、むしろ無い方がおかしいですよねという感覚に近いです。


ですが、眼鏡業界では認定眼鏡士時代から無免許運転の人が圧倒的に多いのが現実です。

また、実際の運転免許証と同じように、同じドライバーでも運転スキルは大きく異なります。

煽り運転や危険運転をするような極めて悪質なドライバーもいれば、交通ルールを順守して円滑な運転スキルを持つドライバーもいますし、プロドライバーもいればペーパードライバーのような方もおられるでしょう。


要は眼鏡作製技能士を所持しているからといって、皆が技法や作法が優れたレベルに達しているという訳ではありません。

そして、道具(知識・技術・検査手法)の使い方もバラバラであり、道具の使い方は技術者によって大きく違い、働いている会社や店の企業文化によっても全く違うという事です。


資格があっても、企業風土が多数を受け入れて多数を販売するような店ならスキルは活かせないでしょうし、資格や道具に支配されちゃうような方もおられるでしょう(資格があるから凄いんだぞ…的な勘違いです)


とはいえ、当然ながら無免許運転は論外であり、良くないと考えますので、その辺りでの「資格の有る無し」の弁別は必要かと感じます。


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